うつわの特徴について
THREE PANSのうつわは、ひとつひとつ、手で制作されています。
そのため、大きさや形、色の付き方など、仕上がりに個体差があります。
使用する土や釉薬が同じでも、焼成時の火加減やその日の温度等、様々な理由により、うつわの表情が変わります。
歪みや、ピンホールなどがある場合もありますが、全く同じものがないところが手仕事ならではの魅力です。
また、インターネットではパソコン環境においても、うつわの色・雰囲気など、
実物と異なって見える場合がありますので、ご理解頂けますと幸いです。
ゆがみ
THREE PANSのうつわのほとんどは、板状にした粘土を成形する「タタラづくり」という手法で制作されています。
そのため、うつわの縁の立ち上がり具合や、曲がり具合などに個体差がある場合があります。
正面から見ると完全な正円でなかったり、一枚一枚高さや大きさなどが異なる場合もあります。
お客様にお届けする際には、出来るだけそれぞれ似たものになるよう努めておりますが、
手作業ならではの味わいをご理解頂けますと幸いです。
黒点
商品によって、表面に小さな黒点が見られることがあります。
これは焼成時にもともと陶土に含まれている鉄分が窯の中で酸化したことで器の表面に現れる現象です。
こちらは良品として扱っております。
貫入
陶磁器の表面に、ヒビのように入る模様を貫入といいます。ヒビや割れではありません。
貫入は制作過程で模様やデザインとして入れている場合と、うつわを使い続けているうちに自然に入る場合があります。
これは陶土と釉薬の収縮度が異なるため起こる陶器の性質で、ご使用には全く問題ございません。
釉薬のムラ
釉薬のかかり具合や窯の中の位置によって熱の温度が変わることなどから色ムラが出ることがあります。
これは手作業ならではの現象でもあり、味わいとしてお楽しみいただければ幸いです。
ピンホール
うつわの表面にピンでさしたような小さな穴がみられる事があります。
これは、素地に残った空気や有機物などが、焼成後、小さなへこみとして残る現象で、陶器にはよく見られます。
非常に目立つもの以外は、良品として取り扱っております。
